KeepCupは、2007年にオーストラリアメルボルンで誕生しました。メルボルンでカフェを経営していた姉弟アビゲイルとジェイミーが、ビジネスが大きくなるにつれ増え続ける使い捨てカップ(しかも内側がポリエチレンのコーテイングがされていて、リサイクルができない)に心を痛めていました。その解決策の源となるシンプルなアイデア“何度も使えるコーヒーカップ”、しかも、それが使い勝手がよくて、環境への負荷を低減し、デザインや美学が優れていれば、便利で大量消費を推進してきた人々の考え方を変えて、行動変容をもたらし、使い捨てカップが溢れるコーヒーシーンにおいて、急速な変化をもたらせられるであろうと考えたのです。彼らの思惑通り、すぐに人々がKeepCupが使い捨てカップを減らすひとつの道筋であると気づき、そこからそのアイデアに賛同する一人一人の啓蒙と、カフェやロースターコミュニティーのサポートで“リユース”を推進するムーヴメントが大きくなってきました。今では、世界65ヶ国以上で、使い捨てに対する人々の考え方や行動に変化をもたらし、毎日数百万個の使い捨てカップの削減ができています。また、このアイデアに賛同する個人個人の意識と行動が、地域、コミュニティー、社会とさらに大きな集合体の考え方や行動に影響をもたらしているのは、言うまでもありません。
今では、KeepCupはブランドの名前だけでなく、リユースカップの一般総称になっているほどで、それが、 KeepCup がリユースカップのパイオニアと呼ばれる所以です。現在KeepCupは、65ヶ国以上で使い捨てプラ削減に貢献しています。
KeepCupは、環境保全に積極的に取り組んでいる企業であるパタゴニアなどもメンバーである、1% for the planetのメンバーです。KeepCupの売上の1%がこの環境団体へ寄付され、環境保全活動に活用されています。
また、KeepCupは、B Corporation(米国ペンシルバニア州に本拠を置く非営利団体のB Labが運営している認証制度)の認証企業でもあります。B corporation認証制度は、企業の透明性、環境へのアクション、従業員の健康・幸福への配慮などをスコア化し認証されます。KeepCupは、包括的な取り組みを行っているエシカルカンパニーです。
KeepCupは、環境保全に積極的に取り組んでいる企業であるパタゴニアなどもメンバーである、1% for the planetのメンバーです。KeepCupの売上の1%がこの環境団体へ寄付され、環境保全活動に活用されています。
また、KeepCupは、B Corporation(米国ペンシルバニア州に本拠を置く非営利団体のB Labが運営している認証制度)の認証企業でもあります。B corporation認証制度は、企業の透明性、環境へのアクション、従業員の健康・幸福への配慮などをスコア化し認証されます。KeepCupは、包括的な取り組みを行っているエシカルカンパニーです。
KeepCupの目指す未来、それは、使い捨てカップに頼らない世界です。それは、誰かからやらされるものではなく、使い捨てカップからリユーサブルカップに変えることが世界をよくするという一人一人の意識が、自主的な行動を生み、その積み重ねと波及効果が大きなうねりを起こすと信じています。既にKeepCupが浸透している地域では、小さな個人の行動がグループ、コミュニティー、企業、組織とさらに大きな動きになってきています。
KeepCupが2018年に行った調査で、コーヒーの飲用時に、ペーパーカップ、堆肥化できるカップ、KeepCupをそれぞれ250日使用し続けた場合、どのくらいの環境負荷があるかを調査したところ、断然KeepCupを使用し続ける方法が環境負荷が少ないことが実証されています。
つまり、KeepCupを使い続けることが、使い捨てプラの削減、CO2削減に貢献するということです。
プラスチック素材。
コンセプトはReduce & Reuse。
このフタひとつでコーヒー20杯分で使用するフタに相当。マイカップを使い続けることで削減につながる。
ポルトガルで作られるワインのコルクをアップサイクルしたもの。
耐熱性、耐久性に優れ、食洗機でも洗えるソーダライムグラス。
耐熱性・耐久性がありながら、軽量、BPA/BPSフリー。嫌なにおいもせず、コーヒー本来の味を味わえる。
中身が見え、目でも楽しめる。氷を入れてアイスでも。 コルクとガラスの手触りがどこかホッとする。
KeepCupは、数回使用した後、段々と使わなくなってしまうだたのマイカップではありません。Disposal Free World(使い捨てプラに頼らない世界)を実現するため、人々やコミュニティーの意識や行動を変えるツールの役割を果たします。
開発当初、アビゲイルは、使い捨てカップを減らし、プロダクトが製造されてから処分/リサイクルされるまでに発生する負荷を最小化し、ポジティブな影響を最大化するリユーサブルカップを作るという明確な目的を持っていました。そのため、長く愛用してもらえるよう、全体的なデザイン、手のフィット感、飲み口の素材や形など細部にいたるまで、こだわりがつまっています。また、仮に素材が痛んで処分しなければならない場合でも、環境への負荷を最小限にするため、リサイクルなどができる素材を使用しています。